ガストン・バシュラール『空間の詩学』/章立て

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『空間の詩学』/岩村行雄訳 (ちくま学芸文庫 2002年)
 
章立て
 
序章
第1章 家・地下室から屋根裏部屋まで・小屋の意味
第2章 家と宇宙
第3章 抽出・箱・および戸棚
第4章 巣
第5章 貝殻
第6章 片隅
第7章 ミニアチュール
第8章 内密の無限性
第9章 外部と内部の弁証法
第10章 円の現象学
 
これを見たら、このブログのタイトルの由来がバレてしまう 笑。
しばらくは一つの章を読み
印象的な部分を抜粋していこうと思う。
これだけでも時間がかかりそう。
 
ちなみに背表紙にはこんな説明がある。
「家、宇宙、貝殻、ミニアチュール―人間をとりまくさまざまな空間は、どのような詩的イメージを喚起させるのか?物質的想像力の概念を導入して詩論の新しい地平を切りひらいてきたバシュラールは、この「科学的客観的態度」に疑義を呈するところから、本書を始める。人間の夢想を物質的相からとらえる態度は、「イメージの直接的な力に服従することを拒否することではないか」と。本書では、詩的イメージの根源の価値を明らかにするために、詩的イメージとイメージを創造する意識の行為を結合する、新たなる想像力の現象学を提唱する。バシュラール詩学の頂点をなす最晩年の書。」