2018-05-02から1日間の記事一覧

岩木誠一郎詩集『余白の夜』(2018.1刊)

岩木氏は1959年生まれ。 8冊目になるこの詩集には22篇の作品が収められている。 1篇目の「夜のほとりで」の夜中の台所で1杯の水にたどり着き、最終篇の『雨上がりの夜に』にてその水を飲み干す。 そのわずかな隙間に、記憶が静かに、かつめまぐるしく行き…